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小林建工について

理念

理念…「日本の気候、風土、人々に適した家づくり」

私たちは木材や自然素材を使った建築を通じて、環境や人々の健康に配慮しながら、美しく耐久性のある建物を創り出すことを目指しています。

木材の組み合わせや接合技術を活かし、風や光、季節の変化など自然と調和した建物を作り上げること、また、現代の技術や知識を取り入れながらも、日本の伝統的な建築文化や技術を継承し、新しい価値を創造することも重要視しています。

こだわり

『自然素材にこだわる』

『木組みにこだわる』

『技術(手仕事)にこだわる』

代表の思い

小林建工代表 小林優斗

小林建工 代表
小林 優斗 / Masato Kobayashi

2022年から父に代わり小林建工の代表になりました。
時代は流れ流行も変わっていきますが、お客様のニーズに寄り添いつつ、昔ながらの家づくりには欠かせない土壁や瓦の良さも取り入れた家づくりを続けていけたらと思っています。
現代の家づくりでは機械で木材を加工するプレカット加工が主流ですが、私たちは伝統的な手刻み加工にも力をいれています。(そのわけはFAQに記載しております)
現場・作業場見学も可能(予約制)ですので、ひと味違う家づくりを実際に見て体感していただければ嬉しいです。

小林建工の職人

小林優斗

小林 優斗 / Masato Kobayashi

小林建工 代表
・1997年4月~小林建工にて修行を始める
・2022年4月~小林建工代表
・取得免許・二級建築士

長野 隆士 / Takashi Nagano

管理監督者・大工職人
・2005年4月~小林建工入社
・2022年~各現場を任される管理監督者

伝統工法で建てられた建築に魅せられて、23歳から大工の道に入りました。
木材同士を巧みに組み合わせ、存在感のある梁丸太が上がった建て方後の風景を見た時の感動が今でも頭の中に残り、日々の仕事の原動力になっています。
梁丸太の継手、柱の差し口など、先人の大工から受け継がれてきた素晴らしい技術を、次の世代に残していかなくてはならないと思い、日々勉強しています。
これからはさらに広い視野で現場を回せる監督者になれるよう精進していきます。

管理監督者・大工職人 長野隆士
大工職人 渡邊和彦

渡邊 和彦 / Kazuhiko Watanabe 

外部パートナー大工職人

十年程地元の工務店で修行し、伝統的な刻みや造作を覚え独立、今でも伝統工法を残そうと日々頑張っています。
伝統工法の仕事はとても楽しく、毎日刺激を受けています。

舟木 麟太郎 / Rintarou Funaki

外部パートナー大工職人

日本の気候風土に合った素材を使った伝統構法の家を建て、大工の技術も残していきたいと日々頑張っています。
木の住環境の良さや美しさがお施主さんに伝わるようなわかりやすい説明と丁寧な仕事を心がけています。

大工職人 舟木麟太郎
大工職人 越智紀之

越智 紀之 / Noriyuki Ochi

外部パートナー大工職人
・紀(のり)工務店代表

後世に残るもの作りをしたいと思い大工になりました。
毎日、木の匂いに包まれて仕事をしていますが、家に家具にと形を変えながら、みなさんの生活のなかにももっと木が増えたらいいなと思います。
その為にももっと勉強をして、長く愛される作品を造っていきたいです。

前代表 小林建工創業者 小林敏朗の想い

小林建工創業者 小林敏朗

小林建工創業者
小林 敏朗 / Toshirou Kobayashi

令和4年の話になりますが、梅雨明けが例年になく早くとんでもない猛暑がつづきました。
そんな中不思議に思ったのが、家の中での熱中症があまりにも多いということ。夜中3時すぎまで室温が33度以上ということにも驚きを隠せません。
ちなみに私の家は夏でも夜は涼しくて気持ちがよいくらいです。
 
日本人の知恵で、家は竹・土・瓦・木を使い建築してきました。それが日本の国土、気象条件に見事にマッチしていたのです。

大黒柱のある中二階の家は、一般的な平屋の家よりも夏は涼しいと思います。
けれども現在ではどうでしょう。
竹・土・瓦が建築より忘れ去られ、木は合板に代わってきてしまいました。
 
日本の美しい住宅・神社・仏閣などは、様々な経験をふまえて完成した芸術品なのです。 
さらにはこれらの建築物は解体の際も最終処分場行きの物がほとんどない、言い換えれば再利用できるものが多いということ。
 
これから家を建てようとしている方にはもちろんのこと、みなさんにももう一度原点に返って建築のことを見つめ直してみてほしいというのが私の思いです。

日本建築は本当にすばらしいと私は思います。
釘金物を使わずに木と木を組み合わせて家を建てる技術を後世に絶対に残していかなくてはならないと思うのです。


私は小さな人間です、21才頃肝炎を患い翌年には慢性肝炎に移行しました。
医者は現在の状況は肝硬変で長くは生きられないと母に伝えたそうです。
しかしある仙人の様な人と出会い命を救われました。

現在60才になりますがまだ生かされています。
このことがきっかけで神が私を生かせてくれていると最近つくづく思う様になりました。
命の続く限り世のため人のために又日本建築存続のために邁進して行く所存です。

私共は現在の日本の建築は何かおかしな方向に進んでいると思っています
それは何故かと申しますと、日本古来の古き良き伝統を忘れて短期間で家が出来あがっているからです。
京都奈良の神社仏閣それに古民家を見ると落ち着くのは何故でしょう。
それは日本人の心そのものだからです。

山の木々は自分自身で害虫病気から身を守り世の中を見ながら百年、二百年…と生きているのです。
そういう木を使って自分の家を建てようと思いませんか。
それに日本には四季があります。湿気調整に木と土は欠かせないものです。
しかしながら日本古来の建築には工期がかかります。
でも良い物を残すのなら当然の事ではないでしょうか。

日本建築は本当にすばらしいと私は思います。
釘金物を使わずに木と木を組み合わせて家を建てる技術を
後世に絶対に残していかなくてはならないと思うのです。

現在神(大自然、宇宙)が生かせてくれているのは、このことが一つの要因だと確信しております。
何かのご縁でこのホームページを見られた職人さん、
これから職人さんの道に進まれる方々、
建築に興味のある方々、少しでも賛同していただければ幸です。