私は小さな人間です、21才頃肝炎を患い翌年には慢性肝炎に移行しました。
医者は現在の状況は肝硬変で長くは生きられないと母に伝えたそうです。
しかしある仙人の様な人と出会い命を救われました。
現在60才になりますがまだ生かされています。
このことがきっかけで神が私を生かせてくれていると最近つくづく思う様になりました。
命の続く限り世のため人のために又日本建築存続のために邁進して行く所存です。
私共は現在の日本の建築は何かおかしな方向に進んでいると思っています
それは何故かと申しますと、日本古来の古き良き伝統を忘れて短期間で家が出来あがっているからです。
京都奈良の神社仏閣それに古民家を見ると落ち着くのは何故でしょう。
それは日本人の心そのものだからです。
山の木々は自分自身で害虫病気から身を守り世の中を見ながら百年、二百年…と生きているのです。
そういう木を使って自分の家を建てようと思いませんか。
それに日本には四季があります。湿気調整に木と土は欠かせないものです。
しかしながら日本古来の建築には工期がかかります。
でも良い物を残すのなら当然の事ではないでしょうか。
日本建築は本当にすばらしいと私は思います。
釘金物を使わずに木と木を組み合わせて家を建てる技術を
後世に絶対に残していかなくてはならないと思うのです。
現在神(大自然、宇宙)が生かせてくれているのは、このことが一つの要因だと確信しております。
何かのご縁でこのホームページを見られた職人さん、
これから職人さんの道に進まれる方々、
建築に興味のある方々、少しでも賛同していただければ幸です。